1992年エチオピアで最初の化石・上顎部臼歯が、ティム・ホワイトを中心とした国際研究チームで発見されて以来(その最初の化石発見者は、同グループの日本人、諏訪元-当時大学院生-東大教授)、20年近い研究期間を経て、昨年(2009年10月2日)、その全体像を示す11本の論文とともに、一個体分の骨格や復元像を、サイエンスに公表した。
http://sankei.jp.msn.com/science/science/091001/scn0910012344000-n1.htm
生物・ヒトの進化、社会の進化の最近のブログ記事
「愛は永遠」とか「普遍的な愛」等と言われることが有るが、「愛」の起源はそれ程古いものではないし、その内容は人間にだけ通じる結構狭いものだろう、多分。
...と言って、枝雀が直接言った、と言うことでなく或る人の言ったことを紹介していたのだが、この人(枝雀が高座で紹介している位だから、その道でひとかどの人だと思うのだが)が言うには.........、
「私がこれをやっているのは、このこと自体好きで面白いと言うことも有るが、どうもそれだけではない。これをやって上手くなることで、女の子にもてたい、関心を惹きたい、そういう気持ちが心のどこかに必ずある」
...で、これを紹介しながら枝雀も、「私もそう思いますね」と言っていた。
...で、それを聞きながら私も「全くその通りだ」と、痛く同意した次第。
先般も統一教会系の団体が絡んだ霊感商法被害の話題が、新聞に載っていた。
勿論一番悪いのは霊感商法を仕掛けてくる奴らだが、しかしそれに輪を掛けて罪深いのが、マスコミだと思う。
細木某女だの宜保ナニガシだのとイカガワシイ人物を、視聴率の為だけに番組に登場させ、持ち挙げ、公共の電波の権威と影響力を使って、あたかも霊だのたたりだのが実在するかの様な雰囲気作りに加担してきた。
様々な霊感商法やオウム等がまかり通った背景には、そう言ったワイドショウの影響による精神的蒙昧が少なからず有った筈だ。しかしマスコミはそう言った結果には一切責任を取らない。
同時に被害者の方も、もういい加減に自分の愚かさを自覚した方がいいと思う。
これだけ騒がれ、これだけ被害や手口が報道されているにも関わらず、いまだに引っ掛かるとしたら、酷な言い方だがもうあまり同情されないだろう。
ヒ
トなど脊椎(せきつい)動物の祖先は、海底の岩に付着しているホヤ類ではなく、魚のように泳ぐことができる小さなナメクジウオ類であることが分かった。日
米英などの国際研究チームがナメクジウオの全遺伝情報(ゲノム)を解読し、ヒトやホヤなどと比較した成果を19日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
ホヤやナメクジウオには、脊椎の前段階の脊索(せきさく)と呼ばれる棒状組織があり、脊索動物と呼ばれる。脊索動物の中では、5億2000万年以上前に、従来は最初にホヤ類、次いでナメクジウオ類、脊椎動物が出現したと考えられていた。
しかし、フロリダナメクジウオの約5億2000万塩基対のDNA塩基配列を解読し、たんぱく質を作る約2万1600個の遺伝子を特定したところ、ホヤより原始的であり、染色体上の遺伝子の並び順が脊椎動物と非常によく似ていた。
一方、ホヤは並び順が大きく変わっており、ナメクジウオ出現後に独自の進化を遂げた傍流と判明した。
2008/06/19-02:24 時事通信
アフリカ、ケニアで約1000万年前に生息していた類人猿の化石が発見され、『米化学アカデミー紀要』(12日付け)に発表された。
発見したのは京都大学など日本の研究者を含む国際研究グループで、見つかったのは歯が3本付いた下あごの右側の一部、及びバラバラになった11本の歯であり、大型のものと小型のものが有ることから、少なくとも2個体分と見られている。
発見場所はケニアの首都ナイロビから北西へ約300キロメートルのところにある、980万?990万年前の地層。
雌のゴリラかオランウータン程度の大きさで、歯の特徴から堅いものを食べていたと見られている。
これまで見つかっている類人猿化石との比較で、研究グループは、新属・新種の類人猿と判断。
発見場所の地名ナカリと、この地域の地質研究に従事し事故で死亡した、故中山勝弘・島根大学准教授にちなんで、ナカリピテクス・ナカヤマイと命名した。
人類発祥の地アフリカでは最近、東京大学諏訪元教授らによって、ケニアの隣国エチオピアで約1000万年前に生息していたゴリラと見られる類人猿の化石が発見されている。
研究グループ、国松豊・京都大学霊長類研究所准教授の話。
アフリカでは1000万年前頃の類人猿化石が非常に少ないが、今回の発見で当時のアフリカにも多様な類人猿が生息していた可能性が強まった。人類や現世類人猿は、アフリカで進化した類人猿から生まれたことを示唆するものと考えている。
07/08/23 の「ゴリラの祖先種化石、エチオピアで発見」に関して、
「>ヒトと他のヒト科との分岐年代が数百万年古くなることが、なぜサバンナ説やイーストサイドストーリーに「難題」になるの?
と言う質問が有りました。
以下はその回答、或いは反論です。
逆にお伺いしますが、いわゆるサバンナ説やイーストサイドストーリーが主張している「ヒト化の契機」はなんでしょうか?
諏訪元(すわ げん)東京大総合研究博物館教授(古人類学)ら日本とエチオピア研究チームが、約1000万年前の地層から、ゴリラの先祖とされる化石を発見したとのこと。
昨日(8/23)付け、新聞朝刊などメディアで一斉に報道されました。
これが本当なら、単に、古代類人猿の新種が一つ発見されたに留まらない、ヒトの誕生シナリオにも関わる、大きな意義を持つ発見となるだろうと私は思っています。
中で、最もよくまとめてあると思われる、中日新聞の報道を転載しておきます。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007082302043070.html
「ヒトの直立二足歩行は、省エネの為に進化した、との説が、実験で裏付けられた」と言う記事が有ります。その発端となった記事と紹介されている実験
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200707180020.html
ワシントン── ヒトの特徴である「二足歩行」が進化したきっかけが、「エネルギー節約」だという説を裏付ける実験結果を、米国の研究者が17日、米科学アカデミー紀要 (PNAS)に発表した。ヒトの祖先が二足歩行を始め、ヒトへと進化した過程に、エネルギー消費という生化学的な面や、歩き方という解剖学的な面が強く関 与していることを示唆する研究だとして、注目されている。米ワシントン大学とアリゾナ大学、カリフォルニア大学デイビス校の研究者らは、遺伝的にヒトに近いチンパンジー5頭に、酸素吸入量などを調べる機器を装着し、トレッドミルの上で歩かせ、エネルギー消費量を測定した。
その結果、二足歩行時と四足歩行時における消費エネルギー量について、個体差が非常に大きなことが判明した。
ある個体は、二足歩行時の方が四足歩行時よりも、より少ないエネルギーで済んだが、ある個体では二足歩行時と四足歩行時で、消費エネルギー量はほぼ同じだった。また、ある個体では、二足歩行の方が四足歩行よりも、より大きなエネルギーを必要としていた。
一方、ヒトにも同様の実験を行ったところ、ヒトでは二足歩行時の消費エネルギー量が、四足歩行のチンパンジーの約4分の1と、二足歩行の方が効率がよかった。
この結果から、ヒトとチンパンジーの共通の祖先のうち、二足歩行の方が消費エネルギー量が少なくてすむ個体にとって、より広範囲にエサを探すことが 可能となり、繁殖機会が増えたことから、二足歩行する個体が増えた。そのため、二足歩行をする個体群と、四足歩行の個体群が別れて、別の種になったと考え られるという。
研究を行ったアリゾナ大学のデイビッド・レイチレン人類学准教授は、「個体差が非常に大きなことに驚いた。進化が働く上で、個体差があることは最低条件。個体差がなければ、進化は生まれない」と話している。
