以前、ネット上の某所で「人間の恋愛感情の起源」について論争したことが有った。
「愛は永遠」とか「普遍的な愛」等と言われることが有るが、「愛」の起源はそれ程古いものではないし、その内容は人間にだけ通じる結構狭いものだろう、多分。
私は、故桂枝雀の落語が好きで(折しも今年は枝雀、没後10年に当たる)、噺を70余りiPhonに入れ、通勤電車の中で聴きながら、一人ニタニタ、時に吹き出すと言う、周りから見たらまことにうす気味の悪い男なのだが、この枝雀が落語の枕でこんなことを言っていた。
...と言って、枝雀が直接言った、と言うことでなく或る人の言ったことを紹介していたのだが、この人(枝雀が高座で紹介している位だから、その道でひとかどの人だと思うのだが)が言うには.........、
「私がこれをやっているのは、このこと自体好きで面白いと言うことも有るが、どうもそれだけではない。これをやって上手くなることで、女の子にもてたい、関心を惹きたい、そういう気持ちが心のどこかに必ずある」
...で、これを紹介しながら枝雀も、「私もそう思いますね」と言っていた。
...で、それを聞きながら私も「全くその通りだ」と、痛く同意した次第。