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今日、家内のポチになって築地に行ってきた。場外でなく市場の中に入って正月の買い物をしてきた。人出が凄かった。寿司屋は1時間、2時間待ち。
私の買い物リクエストはクエだったんだけど、クエはキロ1万円もして、一本だと4万円位。いくら正月だからと言ってもチョット手が出ない。少し格の落ちるハタで手を打った。
市場のオヤジに目の前で活け締めをして貰った。ハタの頭にザクっと包丁を入れ、脊髄に針金を差し込んで締めながら、「こんなことばっかしていて、俺はろくな死に方ができねぇな」とか言っていたのが面白かった。

サクにおろして貰えないか、と聞いたら「そりゃ出来ない、ここは業者相手の商売だから」と言われてしまったので、夜、自分でおろして、アラは味噌汁に、身は薄くそいでポン酢とモミジオロシ、それからちり鍋で食った。
少し熟成が足りないせいか、イマイチ味が物足りなかった。

築地は今や外国人観光客の人気スポットらしい。
確かにあれだけの種類の魚とその加工品を、それぞれ食べ方に合わせて繊細に区分けし、扱っているのは日本だけだろうし、規模からその扱いまで外人から見たら驚異なんだろうな。日本人の私たちからしても見飽きないもの。
おもいのほか、もってのほか、と聞いて直ぐ分かる人は私同様、越後やみちのくの出身者だろう。そう、食用菊の名前だ。
そもそも、西日本で菊を食用にするという習慣がもともと有ったのかどうか、私は知らないが今は相当ポピュラーになっているから、このソーシャルネット住人の年代の人は、地域を問わず今、結構知っているのかもしれない。


昨日、最寄りのスーパーで1パック100円で特売されていたので、2パックずつ都合4パック買って酢茹でにしてポン酢で食した。
本来は秋の食べ物であろう筈のキノコが、今は年中店頭に並んでいる中、この菊の花だけは正真正銘「秋の味」だ。

黄色い菊と紫の菊、どっちがおもいのほかでどっちがもってのほかか、いまいちハッキリしなかったのだが、紫の菊のパックに「もって菊」の表示が有ったので、黄色がおもいのほかで、紫がもってのほかなのだろう。
「どっちか片方に決めろ」と無理やり言われれば、紫の方が味わい濃い感じがして好きなのだが、やはり両方一緒に茹でて混ぜて食うに限る。

それにしても、「おもいのほか」であれ「もってのほか」であれ、頭の中で考えて命名できる名前じゃない。
「食ってみたら、おもいのほかうまかった」「そんな味のトーシローに食わせるなんて、もってのほかだ」と言った風景が想い描かれる。
そんな状況の中で、ひょっこり付けられた名前なのだろう。

名前とともに乙な味を楽しみながら、秋の夜、飲んだ日本酒が旨かった。
2005年の年頭に当たって、呑んだり食ったり話したり.........、

昨年の大晦日は、ヒズナマスをつっつき、シャブリをすすりながらの「鮭、ブリ」文化論を講じました。

今年の大晦日は、漬物をつつきながら、紙パックの日本酒を温めて飲んでいます。家内が何を食べたいか聞くので、旨い漬物があればそれが良いな、と言うことで実現した、至福のひと時です。

ところで、人間が何かを飲み食いする時、大きく言って3つの方法が有るそうです。
先ず第一が、「生で食べる」。
刺身とか、野菜サラダとかですね。

第二番目が、「加熱する」です。
煮たり焼いたり、これも色々です。
中には「煮ても焼いても食えない」ってモノ(人)も有って、それはそれで一種存在感が有るとも言えます。

アッ、今、日付が代わりました。2006年です。
皆さん、新年明けましておめでとう御座います。
今年も宜しくお引き立て、ご鞭撻、ご指導、お引き回し、その他色々宜しくお願い申し上げます。

さて、三番目は何でしょう?
それは「腐らせる」です。つまり発酵ですな。
2005年の年頭に当たって、呑んだり食ったり話したり.........、

大晦日の夜を、日本酒とシャブリを呑みながら、鮭の 簸ずナマス(氷頭なます、ひずなます) と、鮭とイクラの親子漬け 等を突っついています。
(アッ、貧乏な私は、いつもこんな贅沢をしている訳では有りません、普段の酒の肴はイカの塩辛が有ればそれでもう充分です。少し贅沢を言わせて貰えば、夏はホヤ、冬はナマコ等が有ればもう言うこと無しです。)

横から家内から声が掛かりました。
「それ(ひずなます)って、何のさかな?」
そこで、思慮深い私は深い思索におちいりました。
ひず は勿論、鮭の鼻っ面を薄くスライスしたものです。

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