親父

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3、4日前、妹から電話が有って「親父の腕が意識とは関係なく、勝手に動 くようになった」とのことだった。
んで……、病院に連れて行こうとしたのだが、当人にその気が無いらしい。
親父は既に86歳と言うこと で、まあ何時死んでもおかしくは無いのだが。

だから最初の電話では当人に病院に行く気が無い、とのことで、俺としては 「歳も歳だし、本人 がそう言うんだったらそれでいいんじゃないの。本人ももう覚悟していると思うよ」と、四半世紀も年代が隔たっている自分の気持ちも勘案して言って置いた。
結 果としては救急車を呼んで、親父も入院したらしい。

親父は俺と(多分)同じで、寿命にあまり未練は無い。
だがしかし、60歳過ぎ て2500万の借金をして(名義は俺の末弟だし、連帯保証人は本家)、牛舎を建て、その運営には寿命が当然念頭に有ったんだろうし、それを完済し て今が有る訳で、その点で親父は自分の寿命さえ自分で勝手に差配出来なかった。

今、親父夫婦(幸か不幸か、2親生きている)は、子供にし てみると、幸せの反面、負担でも有る。敢えてこう言う書き方をするのは、昔と違い長男が必ずしも家を継いでいる訳でもないし、まあ要するにお互い大変だか らだ。
俺がこんな風に「渋谷のシティボーイ」をしていられるのも、地元の妹夫婦のお陰で有る訳で、東に向かって足を向けて眠られない。

ま あ親父がいつまで生きるか、おふくろも同じことだが………、
時たま帰省した時、親父の頑固さとおふくろのわがままに、たった2、3日のことだが一 番頭にくるのは、実は俺だ。
その頑固さとわがままに、365日付きあって面倒を見てくれている妹夫婦に、本当に「有難う」と言いたい。

有 難うな!!

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このページは、が2010年5月22日 22:06に書いたブログ記事です。

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