鳩山民主党政権に対する世論調査の結果が出た。
何れも不支持が支持を上回った。
支持41%、不支持45%(朝日)
支持44%、不支持47%(読売)
直近の2回の総選挙、4年半前の小泉郵政選挙と、今回の民主党の言わばマニフェスト選挙を比較したとき、圧倒的多数の獲得議席と、その後の国民の不信と言う共通点が有りそうだ。
同時に、この二つの選挙の結果とその後の経過を一言で言った時、私は「騙し」と「裏切り」の違いも有ると思う。
小泉は「郵政民営化さえすれば、外交も景気も雇用も全てうまく行く」と言って勝利し、その通り郵政民営化をした。結果は惨憺たるものだったが、これは「騙し」であって「裏切り」だとは言えない。言ったことをその通りやったのだから。
「騙し」は、騙された方にも責任の一端があって、あの時、小泉・竹中に浮かれて票を入れあげた有権者も高い授業料を払うこととなった。
小泉は「自民党をぶっ壊す」と叫んで、これもその通り、裏切ることなくぶっ壊してしまった。
民主党政権の半年間は、ハッキリ「裏切り」だと言っていいだろう。
自民党の「騙し」にようやく気がつき、高い授業料を払った国民が、「政治を変える」と言う民主党に期待し、圧倒的多数で政権交代を果たした、その国民の期待をことごとく裏切ることとなった。
何とか形になりそうなのは「子供手当て」くらいか。これも優先順序としてはどうかと思うが。
- 予算の組み替えで何兆もの無駄を削る筈だったのが、出てきたのは大向こうを張った「仕分け作業」と、単年度だけの「埋蔵金」頼りの、しかも赤字国債と史上最大規模の予算。
- 公共工事も凍結されていた高速道路工事を再開、それも民主党幹事長室を通した陳情だけ。
- 高速道路の無料化(これ自体私は反対だが)も、中途半端。
- 後期高齢者医療保険廃止は先送り。保険料もそのまま値上げ。
-
自民党攻撃の手として、あれ程訴えてきた「政治資金の透明化」「企業団体献金の禁止」は、トップ二人の見るに耐えない姿と、何よりそれに批判の一言も言えない党内の非民主的体質。
こんな党が「民主政治」を語る資格が有るか、深刻に問われる問題だ。 - 官房機密費を「そんなの有るんですか」ととぼけ、使い道を公表しない平野官房長官。
- 基地は国外か最低限沖縄県外、と言っておきながら、基地問題を最大の争点として戦われた名護市長選の結果を「斟酌する必要は無い」と切り捨てた、これも平野官房長官。
等など、etcエトセトラ………。
民主党は、今年夏に予定されている参議院選挙で、一体何を掲げて国民に訴えることが出来るのだろう。

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