若者、大麻、オウム、政権交代

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さっきNHKで大麻汚染、特に若者での蔓延についての報道が終わった。状況は結構広く深刻なようだ。

出演していたコメンテーターの吉岡 忍さんが言っていたのだが、かってのアメリカのベトナム戦争当時、或いは崩壊過程のソ連で、若者たちが爆発的に大麻に走ったことがあって、今、日本で何年遅れで同じような状況を感じる、旨のことだった。
要するに先が見えにくい時、若者、特に上昇志向の強い者こそその閉塞感が強いのだろう。つまりは、従って一流大学の中にも結構な汚染者がいると言うことだ。
このNHKの報道を聞きながら私は、4、5年前の朝日新聞の記事を思い出した。曰く.........、
最近の若者はあまり、仲間・同僚と一緒に酒を飲まないと言うのだ。

それは、ケータイやらデートなど、色々他にお金を使わざるを得ない事情があって、飲み会にまわす金が無い、と言うことも有るのだが、それだけでなく或いはそれ以上に.........、

同僚と酒を酌み交わし、会社や上司の愚痴を言うとき必ず「自分だったらこうする・こうできる」と言う、ある種の自信と展望が必要だと言うのだ。その自信が仮に、その時点で根拠の無い「うぬぼれ」で有ったとしても、それが酒の肴になってカウンターが賑わった訳だ。
今その自信や展望が語れない時代だと言うのだ。

自分に上司に代わるべき自信や展望が描けないとき、上司の悪口は言えない、言っても自分が惨めになるだけだと言う訳だ。
そう言う時、上司や会社の愚痴は「酒の肴」にはなりにくい。

若者世代の事情については「団塊の世代」でも、若干述べた。
今の事情はこの朝日記事当時より、遥かに先行き閉塞感が強まっている。
http://smcb.jp/_ps01?post_id=979009&oid=260281


大麻を含め、薬物に手を出すことの是非は兎も角、若者にとって(当人が意識しているかどうかは別として)将来に展望が持てないと言うことは残酷なことだ。
オウム真理教に一流大学出の若者が走ったのも、他に色々事情が有るにしても、一つはそう言うことが有ったのだろう。

"オウムについては、学問や企業で余りにも専門性が特化して、共通基礎部分が脆弱になり、科学分野ごとの連携が取れなくなったことが大きな原因だと私は思っている。
早稲田大学大学院から宇宙開発事業団に進んだ上祐史裕が、麻原の「空中浮揚」等という、自身の専門でもある「万有引力の法則」に、真っ向から矛盾する「事実」を信じて入信したと言うエピソードも、結局そう言うことだろう。
基礎科学がしっかりしていて、その相互の連携が頭の中に有れば、こんな荒唐無稽を信じることは有り得ない"


とまれ戦後半世紀、右肩上がりの経済の中で何とか矛盾を押し込めてきた自民党的政治は、今残酷で無残な結果を残して終わった。
「国民は、自身の民度以上の政府は持てない」と言う先人の言葉を、一票によって政権を変えた経験を経た国民が、今度こそかみ締める番だろう。

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このページは、が2009年12月12日 06:47に書いたブログ記事です。

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